誰もができる人と認める人が職場に一人いるだけで、仕事効率は大幅に向上します。
そのような看護師の特徴として、自分が多くの仕事を抱えていても、必ず他者の仕事に手を貸すことが挙げられるでしょう。
しかし、それだけではただの世話好きや、おせっかいということになります。
誰からも認められる人は、他者の仕事に手を貸しながらも、自分の仕事はしっかりと誰よりも早く終えているものです。
看護師として、このような仕事ができる人は決して多くありません。
そこでよく観察してみると、必ずしもその人が仕事を抱え込んでいるわけではないことがわかります。
他者から仕事を引き受けていることはよくありますが、いつの間にか自分の仕事を他者に任せてしまっていることもあるのです。
本人が気づいているかどうかにかかわらず、職場内の仕事をうまくマネジメントする役割を担っています。
また、人に仕事を任せられる人は、それだけ周囲から信頼を得ている人でなければなりません。
人徳を持っているという意味でも、一目置かれるのです。
仕事を上手に回せる人がいると、看護主任などの管理職も知らず知らずのうちに職場がうまく機能していることもあります。
そのうち、その立役者が浮き彫りにされ、誰からも仕事ができる人と認められるようになるのです。
自分の仕事だけにとどまらず、職場全体のマネジメントができる人は欠かせない存在と言えます。
結果として、職場全体の残業も解消に導いてくれます。